BTOショップのフロンティアはなぜ安いの？低価格でゲーミングPCを購入できる理由とは

ゲーミングPCの購入を検討していると、フロンティアの価格は、他社と比べて安いことに気が付きます。

特にセール時にはかなりお値打ちに購入できるので、なかには不安に感じる人もいます。

しかし、安い＝粗悪品でありません。

広告費を抑えているなど、企業努力により低価格を実現しているのです。

この記事を読めば、フロンティアの特徴がわかり、最適なモデルを選ぶことができるでしょう。

フロンティアが安い理由

フロンティアでは、ゲーミングPCをお値打ちに購入できます。

セール時には他社のBTOショップと比べて2〜3万円ほど安く購入できます。

しかし、ネットではその安さを疑い「やめとけ」とさえ言われるほど。

ここからは、フロンティアのゲーミングPCが安い理由を解説します。

広告費を抑えている

企業は知名度を上げるため、積極的にTV CMやインターネット広告を展開します。

BTOショップも例外ではなく、マウスコンピューターは広告に芸能人を採用しています。

しかし、フロンティアはほとんど広告を出していません。

広告費を抑えることで、低価格を実現しているのでしょう。

無名メーカーの部品を使用している

CoolerMasterなどの有名なメーカーの部品は、高品質で値段も高いです。

一方、無名メーカーの部品は品質は悪くありませんが、価格は安いです。

フロンティアでは、無名メーカーの部品を使用して、価格を抑えています。

フロンティアのメリット・デメリット

フロンティアのメリット・デメリットについて整理します。

メリット

セールを頻繁に開催している

フロンティアでは1年中、セールを開催しています。

他社のBTOショップと比べると、2〜3万円ほどお値打ちに購入できます。

国内生産

フロンティアのゲーミングPCは、山口県の工場で生産されています。

自社工場にて検査を実施しているので、高い品質を維持できた状態でユーザーの元に届きます。

デメリット

カスタマイズの自由度が限られている

フロンティアのゲーミングPCは、カスタマイズできる部品が限られています。

CPUやグラフィックボードなどは、カスタマイズできません。

逆にいえば、基本構成がしっかりしている、といえます。

初心者にとって、カスタマイズに悩む必要がないのはありがたいですね。

納期が遅い

フロンティアの納期は、5〜10日前後です。

生産状況などにより2週間近くかかることもあるようです。

即納モデルもありますが、台数限定で、自分の望んでいるスペックなどが満たされない可能性があります。

フロンティアと他社製品の比較

フロンティア製品と他社製品を比較しました。

同等のスペックで、価格差は約3万円。

モデルにもよりますが、フロンティアで安く購入できることが分かります。

メーカー	フロンティア	ドスパラ
型式	FRGAG-B760/4070TC/NTK	GALLERIA XA7C-R47TS
CPU	Intel® Core i7-14700F プロセッサー	Intel® Core i7-14700F プロセッサー
グラフィックボード	NVIDIA® GeForce RTX™4070 Ti SUPER	NVIDIA® GeForce RTX™4070 Ti SUPER 16GB
メモリ	32GB (16GB x2) DDR4-3200	32GB(16GB x2) DDR4-3200
ストレージ	1TB M.2 NVMe SSD	1TB Gen4 SSD
電源	850W 80PLUS® GOLD	750W 80PLUS® GOLD
価格（税込み）	309,800円	338,980円

なお、比較は通常モデルで行っています。

セール時はさらにお値打ちな価格で購入できますので、セールをチェックしてください。

ヤマダデンキのグループ企業

フロンティアは、ヤマダデンキのグループ企業です。

大手企業が母体であることに安心する人もいるでしょう。

以前はヤマダデンキ店舗でフロンティアのゲーミングPCの修理を受け付けていましたが、現在は行っていません。

修理の際は、山口県にあるリペアセンターに送付します。

まとめ

フロンティアがなぜ安いのか考察してきました。

お値打ちに購入できる理由は、広告費を削減したり、無名のパーツを利用していることです。

企業努力により低価格を実現しているのです。

ほぼ年中実施しているセールを是非、チェクしてください。

予算内で満足のいくゲーミングPCが見つかり、ゲーミングライフを楽しむことができるでしょう。